中ヨークの中雄

16 12月

中ヨークの中雄
<ぴゅあハムの豚肉は中ヨークシャー25%、さて中ヨークシャー種とは>

中雄はずいぶんと昔にぴゅあハムにきた豚のことです。長く柔らかい体、ほどよくしゃくれた短い顔、ピンと高く張った尾は、まさに中ヨークシャー種(以後中ヨーク)そのもの。肋張りが良く、深くゆとりがある胸と腹は臓器が丈夫で病気になりにくいこと、弾力に富んだ足は、けがや故障が少ない事を示していました。
20年以上前から育てたいと願っていた理想の豚にやっと逢えたのです。
中ヨークは、かつて、高座豚の名で親しまれた神奈川の銘柄豚です。しかし昭和40年代後半に大ヨークやランドレースなどの大型種が導入されると、急速に廃れてしまいました。育ちの遅い中ヨークに比べ、大型種はどんどん育ち、出産頭数も多いので、経済的だったのです。ぴゅあハムの前身、平井畜産が良質の豚を育てようとした昭和57年には、すでに中ヨークのほとんどは大型種との交配で姿を消していました。
それでも高座豚の美味しさは忘れません。新しく中ヨークを作ってみよう、系統造成への挑戦はこうして始まりました。中雄と中ヨークの雑種をかけ合わせ、中ヨークの特徴が強いのを残していきます。体系的な血統は雄の血から受け継がれますが、母豚も健康で産乳量が多く、温厚で子育て上手であることが重要です。中ヨークの出産頭数を増やすために、子宮の大きい大型種の特製を取り組む試みも行っています。子宮内に受精卵が着床する場所を広げるのです。
現在、湘南ぴゅあでは、中ヨーク25%の子豚が生まれていますが、奥深い系統造成はまだまだ続いていきます。

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